分譲マンションの引っ越し挨拶は行くべき?行う際のポイントを押さえよう!
分譲マンションへ引っ越しをした場合、同じマンションの住民への挨拶は行った方がよいのでしょうか。また、挨拶に訪問する場合のタイミングや時間帯、手土産の準備などはどのようにするとよいのでしょうか。今回の記事では、分譲マンションの引っ越しの挨拶回りについて解説しましょう。あらかじめ、大切なポイントを押さえておきましょう。
分譲マンションの引っ越し挨拶は行った方がいい?
昨今では、近隣住民同士の関わり合いというものは減少気味です。分譲マンションでは、戸建て住宅に比べると「ご近所づきあい」というものは確かに少ないかもしれません。しかし、マンションを購入したとなると、そこで長く住み続けていくもの。ご近所同士、顔を合わせる機会もあるでしょう。となるとやはり、どんな人が住んでいるのかはお互い知っておきたいものです。何かあったときに頼れる存在になるかもしれません。
また、お互い顔を知っていることで、トラブルが起こる確率を減らすことができるかもしれません。そういった意味でも、挨拶回りをしておいて損はないでしょう。重く考える必要はありません。相手を安心させるため、また自分が安心するためにも、分譲マンションの引っ越し挨拶は行っておいた方がよいといえるでしょう。
では、実際に挨拶回りはどの範囲まで行えばよいのでしょうか。まずは、最も顔を合わせやすい左右の隣に住む部屋です。生活音も比較的伝わりやすいため、お互いの配慮のためにもまずは両隣に挨拶をしましょう。
次に、真上・真下の部屋です。騒音は、より上下に伝わりやすいものです。足音、掃除機をかける音、物が落下したときの音などはよく響きます。音の感じ方は人によっても異なるため、自分たちがたてた音を真下にすむ住民は不快に感じるかもしれません。
また、真上の住民の生活音が自分たちの部屋にとてもよく響く可能性もあります。そういったことでトラブルが起こることを避けるためにも、事前に挨拶をしてコミュニケーションを築いておき、お互いに相談しやすい関係を作っておきましょう。
そして、管理人への挨拶です。情報収集も兼ねて挨拶をしておくとよいでしょう。たとえば、ゴミ出しのルールや宅配ボックスの使い方、自転車置き場や来客用駐車場の使い方など、そのマンションではどのような決まりがあり、他の住民がどのような使い方をしているかなどを聞いておくことでトラブルを未然に防ぐことができます。
お子様がいる場合は、一緒に挨拶に行き顔を覚えてもらうことで、登下校時などの安全確保にもつながります。管理組合の理事長への挨拶をするかどうかについては、管理人に聞いてみるとよいでしょう。
分譲マンションの引っ越し挨拶時に手土産を持っていくべき?
引っ越しの挨拶回りに、手土産を持っていくかどうか悩む人も多いでしょう。なるべく用意した方がいいといえます。ちょっとしたものを渡すだけで、印象がぐっとよくなるからです。500円から1,000円程度で、使いきれる日用品や日持ちのする食品などがおすすめです。日用品では、タオル、洗剤、清掃用具、キッチン用品など、どの家庭でもよく使われ、あまり個人の好みを左右しない無難なものがよいでしょう。
食品では、お茶、コーヒー、果物のジュース、焼き菓子、海苔など日持ちのするものがよいでしょう。手土産にはのしを付けましょう。これは、名前を覚えてもらうために必須となることです。お店で購入する際に頼むと付けてくれる場合がほとんどです。外のしにして、上段には「ご挨拶」、下段に苗字を記載するようにしましょう。
分譲マンションの引っ越し挨拶のタイミングと時間帯
引っ越しの挨拶回りのタイミングとしては、引っ越し前日までが最適です。なぜなら、引っ越し作業で音を立ててしまう、トラックが長時間停まっている、エレベーターを頻繁に使うなど、多少なりとも近隣住民に迷惑をかけてしまう可能性があるからです。事前に行うことができなければ、引っ越し当日か翌日でもよいでしょう。時間帯としては、早朝や夜は避け、明るい時間にするのが好ましいですね。
土日祝日などの一般的に休日とされている日に訪問する場合、朝はゆっくりしたいという家庭も少なくないため、お昼以降にするのがよいでしょう。何度か訪問しても留守で時間が合わない場合は、挨拶状を残しておきましょう。ただし、手土産をドアノブにかけておくのは失礼にあたるので避けましょう。とくに食品では衛生面も気になります。
引っ越しの挨拶回りは、しないよりする、です。お互いの顔や名前を覚えるため、これから良好な関係を築いていくためにも非常に有効となる手段です。相手の反応はさまざまかもしれませんが、できるだけよい印象を与えられるよう、手土産を用意すること、タイミングや身だしなみにも気を付けたいものです。とくに分譲マンションでは長く住むことになるため、気持ちのよい生活を送れるような挨拶回りにしましょう。
東宝住宅株式会社は昭和42年創業、50年以上の歴史を持つ新築分譲マンションデベロッパーです。マンション事業に特化した東宝住宅と戸建事業に特化した東宝ホームと東宝グループで、お客様に最適なライフスタイルをデザインします。
現在「GRAND CASTLEシリーズ」「THE HOUSEシリーズ」という2つのブランドを展開し、それぞれ確立されたコンセプトで質の高い住まいをお求めやすい価格で提供しているほか、共同事業マンションを販売しています。それは、会社の財政内容が健全で、少数精鋭での運営だからこそ実現したことです。